化粧品の掛け率とは??|卸販売を始める前に知るべき数字とポイント

サロンのこだわりを詰めた自社ブランドを作りたい!
という想いからOEMでオリジナル化粧品を開発。
でもせっかく自社ブランドが出来たなら、
色々な所に卸販売もしたいけど、どのくらいの見積もりで交渉したら良いのだろう。。
そんな、美容サロン様が多数いらっしゃいます!
普段サロン業務で忙しい方が小売業の知識が無いのは当たり前。
そこでわかりやすく相場観を下記にまとめました!
◇美容サロン、コスメショップと直取引
お客様に実際に販売する小売店さんと直接契約する場合は、
「売値の60%」程度が相場となります。
◇商社、問屋と取引する場合
複数の卸先を持つ問屋と取引する場合は、
「売値の45~50%」程度が相場となります。
問屋さんはそこから小売店に「60%」くらいで卸して差額で儲けます。
上記の掛け率をみると「全部直取引で開拓すれば良いじゃない!」と思う方がほとんどですが、
商社、問屋を使うメリットもあります。
◇問屋を使うメリット
・地方の店舗など、自社で営業できない販路を開拓できる、営業コストが掛からない
・商品や販促物問い合わせ連絡、受注連絡が集約されるので手間が少ない
・経理作業の1本化
また、大手の小売チェーン店(ハンズ、ロフト、ドンキ、ヨドバシカメラ、ドラックストア)は、
1メーカーとは基本口座開設をせずに、問屋を経由しての取引を求められます。
◇まとめ
もちろん、商流や商品単価、会社によっても条件は変わりますが、
参考情報として理解しておきましょう!
→化粧品を卸販売する場合の注意点はコチラ
