化粧品OEMで商標取得は必要??|費用や方法・メリットなどを徹底解説
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化粧品OEM、バスソルトOEMが順調に進むと気になるのが、
ブランド名の商標登録について。
・漠然と取得した方が良いと思うけど方法もわからないし高そう。
・小ロットでのテスト販売でも必要なのかな。
そんな不安を持つブランドオーナーは多数います。
そこで、簡単に商標取得のメリットやデメリット、
コストや注意点をご紹介!
◇商標取得のメリット
・名前、ロゴを独占できる
・他社に使われたときに「差し止め」「損害賠償請求」が可能
◇商標取得のデメリット
・コストと時間が掛かる
・出願しても却下される場合がある
商標登録に掛かる経費は、
「出願1区分につき約12000円」。
と申請が通った場合の登録料
・5年申請 43000円
・10年申請 86000円
が必要です。
上記は自分で申請した場合の費用ですので、
弁理士さんに頼んだ場合は更に数万円必要です。
◇区分
区分というのは商品カテゴリという意味で、
化粧品であれば「第3類」になります。
◇出願方法
・自分で申請
・弁理士さんに依頼(〇〇特許事務所などの名前が多い)
自身での出願もそれほど難しくなく低コストですが、
トラブルやリスクもあるので要注意。
特許庁のHPから現在公開されている商標は検索できるので、
被らない名前にして申請すれば通る場合も多いですが、
他社が申請していてもまだ審査中で公開されていない名前があったり、
他社から商標申請に異議申し立てされる場合もあるので、不安な方はプロに頼みましょう。
もちろん商標登録してから販売するのがベストですが、
資金面や販売時期などの関係ですぐの申請は難しい場合もあるでしょう。
現に、小ロットOEMの方が販売開始時点では商標まで取得する会社は1割程度。
ほとんどの人が商標無しでまず販売をスタートしています。
ただ、せめてリスクを避ける為に、最低限の防衛策として、
既存商標に類似の名前などが無いかの確認は行うようにしましょう!
