化粧品の卸販売で失敗しないための注意点まとめ|初心者が押さえるべきポイント

美容サロンさんがOEMで作ったオリジナルコスメを
一般小売流通に流していく際の注意点をお教えします!
販売してからトラブルにならないよう、
未経験の方は是非ご一読ください。
◇販促物は用意した?
バラエティショップやコスメショップなど、一般消費者向けの販路では、
POPやブランドリーフレット、使用感テスター、プライスカードなどの販促物が必要です。
全て必須ではないですが、
「販促物全く無し」ではどんなに良い商品を作っても取り扱う企業はほとんどありません。
ある程度の準備はしておきましょう。
ただチェーン店との取引時には、
販促物の希望サイズやイメージ(価格を入れない、デザインを派手にしない)
を指定される事もありますので注意。
◇什器は必要?
販促物の中でもコスト負担が大きいのが、商品を陳列する什器です。
美容サロンや個人店舗では求められる事はありませんが、
チェーン店系の大きな取引先は必須の場合もあります。
ただ、比較的安価な紙什器にしても数百個作らないといけなかったりします。
逆に小ロットで作れるアクリル什器や段ボール什器もありますが、1台数千円の負担にも。
資金に余裕が無ければ、取引がほぼ決まってからの作成にした方が無難。
◇ネット販売は問題ない?
卸販売をすると、商品をWEBで販売する方もいます。
またその中には勝手に値引き販売してしまう店舗も。
ブランドのイメージを守りたい場合は、
販路コントロールできる先にだけ卸したり、WEB販売はNGとルールを作っておくと安心です!
(独占禁止法に当たらないか注意)
◇消化仕入れ、委託販売、返品有りって??
百貨店、ドラッグストア、バラエティショップ系でよく言われるのが上記の文言。
これは売れた分だけ清算で、売れ残りは全部返すね!という意味です。
これだけならまだ良いのですが、返却物は外装がぐちゃぐちゃになっていたり、
ホコリだらけで再販できない事も。。
更に、多数の相手と取引をしてしまうと、
自社の在庫が少なくなりすぎて、返却がくるかもしれないのに次の製造依頼を入れる必要があります。
本当に消化仕入れでも取引するメリットがあるか吟味して契約しましょう!
◇まとめ
一般小売流通は大きく知名度が上がり、大幅な売り上げアップも期待できる反面リスクもあります。
しっかり準備して取り組みましょう!
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