初めての化粧品OEM|開発から製造までの流れをSTEPで解説【Part 1】

小ロットで化粧品開発が依頼したいけど、
「何から始めれば良いかわからない…。」
そんな方の為に、化粧品ができるまでの流れをまとめてみました!!
STEP① コンセプト設計
誰にどんな商品を届けたいか、
どの販路でいくらで売るのか。
という方向性を決める重要なポイント!
大体の方向が決まれば、後はOEM会社と打ち合わせして決めていこう!
※OEM会社=オリジナル品の製造会社
STEP② 相談&処方設計
コンセプやテクスチャーを伝えたら、工場の保有原料を確認してもらい、
想定LOTでどこまで希望処方に近づけるか話し合いましょう!
STEP③ サンプル試作
処方がある程度決まったら、サンプルを作成してもらい、
「使用感」や「香り」を確認しましょう!
STEP④ パッケージの決定
中身が決まってきたら、容器やラベル、箱などの内容を詰めていきましょう!
デザインは自社で行っても、外注してもOK。
STEP⑤ 製造・充填・仕上げ
内容が確定して発注書を入れると、いよいよ製造の開始です。

・作業準備
→作業着に着替え、手洗い、コロコロ、エアシャワーを行う。

・ラベル貼り
→容器に指定のラベルを貼る。

・製造
→原料の計量、混合を行う。

・洗瓶、定量充填
→空気圧でボトル内部の洗浄をしたら、
比重に合わせて定量計測を行い充填する。

・キャップ締め、ロット印字
→トルク圧の調整したキャッパーで蓋をしっかり締め、
容器の底面など目立たない位置にロット印字。

・箱詰め、菌検査、出荷
→化粧箱に詰めるか、シュリンクフィルムで仕上げ、
最終の菌検査を行う。無事通過すればお客様の手元にお届け。
STEP⑥ 販売スタート
・販促物作成(リーフレット、POP、営業資料)
・WEBページ作成
・SNS投稿
などを行い、販売していく。
◇まとめ
化粧品OEMの流れを把握できたところで、次に重要なのが「失敗しないための判断」です。
次のPartでは、実際によくある失敗例と、その回避ポイントを解説します。
→Part2はコチラ:「初めての化粧品OEMで失敗しないために|初心者がつまずくポイントとは?」
