~無添加とオーガニックについて~
久しぶりに真面目な投稿。。
ここ最近、展示会続きだったので気づいた点が。。
大手のコスメバイヤーの方でも「無添加」と「オーガニック」の違いが良くわかっていない人が大勢いました! (・・;)
そこで一般の方は更によくわからないと思いますので、マナプラスとしての見解を簡単に説明してみます。
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どちらも「肌に優しい安全な化粧品」というイメージで使われますが、
◇オーガニック=有機栽培、無農薬栽培された原料を使用している
◇無添加=肌に悪影響を及ぼす可能性の高い成分を無添加にしている
と全く違います!!
ですので、「オーガニック原料配合だが肌刺激性の高い化粧品」「無添加で低刺激だがオーガニック原料の配合されていない化粧品」という不思議な化粧品も存在します。
そのため結論から言うと「敏感肌の方はまずは無添加にこだわるべき!!」と思います。
色々な無添加がある中で特に敏感肌の方に気をつけていただきたいのが、
1、エタノール
2、界面活性剤(ケア製品のみ)
3、旧指定成分
4、香料
です。
エタノールや界面活性剤はケア製品には、浸透性アップや清涼感、製品の安定性増加等の目的で使用されます。
健康肌の方には悪という訳ではないのですが、肌への浸透性を上げてしまうので、
肌バリアの壊れている方などは成分が浸透しすぎて刺激になります。
また、旧指定成分は過去に肌刺激やアレルギーの可能性が比較的高いので、
配合する場合は配合量に注意して、表示しなさいよ。と国が決めた成分です。
(過去には全成分記載義務がなかったので)
ですので、旧指定成分無添加の方が肌刺激が無い事が多いです。
(新しい原料で、旧指定成分でなくても肌刺激の強いものもありますが)
香料は合成香料、天然精油問わず、高配合すると刺激になります。
但し無香料が肌に優しいとは言え、化粧品には原料臭もありますし、無香料ではテンションも上がりません。
そのため、化粧水や美容液などの原料臭のしないものは無香料。
オイルやクリーム、石鹸などの原料臭のしやすいものは、微香性を選ばれるのがオススメです。
後はよく石油系油も悪いイメージで言われますが、
皮膚科のお医者様で処方されるワセリンも石油由来です。(よく聞くミネラルオイルも)
悪いイメージは昔の精製グレードの悪かった石油系油に、
不純物が混じっていたため炎症を起こす方が多くイメージが定着したと聞いた事があります。
現在の日本の精製力は世界トップレベルなので、そこまで心配する事は無いと思います。
(石油も元々は化石由来なので天然成分ですしね)
※シャンプーや石鹸などに使用される石油系界面活性剤は、洗浄力が強い事が多いので肌刺激になりやすいです。
オーガニックコスメも無添加コスメも、日本の現状では全てメーカーの自称になっています。
全原料の中の1個でも無添加、オーガニックならうたえるのです!
購入される際は、何が無添加なのか、何がオーガニックなのかに注意されると良いかと思います☆