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化粧品はどこで保管するのが正解?|温度・湿度・光の注意点を解説

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皆さんは化粧品の適切な保管方法を知っていますか??

知っている!という方も良かったら再確認してみてください!

◇兎にも角にも高温&日光を避ける

色々と注意点はあるのですが、
最大のポイントは「温度」と「紫外線」です!

高温になると劇的なスピードで劣化していく化粧品。

特に夏場の保管状況は超重要。
化粧品OEM業界では、この製品は夏を何回超えたっけ?というような会話もよくされます。

他にも年々気温が上がりつつある日本では、輸送時の車内の異常な高温も懸念が必要です。

劣化しやすいビタミンC誘導体は、保管温度で効果が50%程度落ちる研究結果もあります。
折角購入した高価な化粧品、効果が無くなるのは嫌ですよね。

他にも、紫外線は様々な成分を分解してしますので、
日光の当たらない場所で保管しましょう。室内灯でも多少は劣化が進むので、ベストは遮光箱保管です。

◇低温も注意?

高温はよく言われるのですが、実は低温も注意が必要です。

基本的には低温は良いのですが、
「0度」を下回ってしまうと、水分が氷になり、溶けた際に処方バランスが崩れてしまいます。

すると、
・防腐剤が効かなくなり腐る
・クリームや乳液の乳化が外れて分離する
などの問題が起こる事もあります。

◇湿気&細菌のリスク

多くの化粧品には水分が含まれますので、
カビなどの細菌の繁殖を防ぐために湿気を避ける必要があります。

ストックの化粧品は、つい洗面所にある収納に入れてしまう方もいますが、
お風呂場近くの収納は避けるのがベスト!

実例として、以前に美容室さんから、
業務用の詰め替えトリートメントが変な匂いがする。という連絡をいただきすぐに見に行きました。

そうすると、洗濯物を常時干す湿気だらけの部屋で、
大量の髪の毛やほこりと共に直置き保管されていました。

その上、詰め替え作業時に手洗いや手袋もせずに開け閉めしていたので、
キャップ回りのトリートメントが防腐力を超えた菌量で腐敗していました。

保管場所を変えるだけで、同様の事例が二度と起きなくなりました。

◇まとめ

化粧品は肌につけるデリケートなもの。
適切な保管で、鮮度や効果を保ちましょう!